水の国くまもと「未来予想図プログラム」 水の国くまもと「未来予想図プログラム」

あの地震から5年が経ちました。
私たちは熊本地震直後から地元企業として、
「サントリー水の国くまもと応援プロジェクト」を行ってきました。
そして、2021年。サントリーと熊本日日新聞社は共に、
「水の国くまもと 未来予想図プログラム」を実施しました。

熊本県内の大学生・大学院生のみなさん、
また、くまTOMOサポーターのみなさんに様々な体験をしていただき、
復興への想いや考動を、この先へ継承してもらおうというプログラムです。
大学生・大学院生には、震災を考え、現場に赴き、
最後は熊本の未来に向けた提案を行いました。
ここでは、オンライン講義、ワークショップ、当日の発表の様子などをご紹介し、
これからの熊本や記憶の継承を考える
きっかけにしていただければと思います。

私たちは、これからも、
地域のみなさまと共に歩み続けていきたいと考えています。

「ずっと、あなたと、熊本と。」

水の国くまもと 未来予想図プログラム概要 水の国くまもと 未来予想図プログラム概要
参加者と主催者の双方が「震災伝承」と「未来志向」の
重要性に気づき共に考動する3つのPART。
流れ 流れ

ダイジェスト動画 Long ver.(5分)

ダイジェスト動画 Short ver.(1分)

総合監修 総合監修

熊本大学 熊本創生推進機構地域連携部門 准教授

田中 尚人氏

1971年京都府生まれ。1997年3月京都大学大学院工学研究科環境地球工学専攻修了。京都大学大学助手、岐阜大学講師、熊本大学大学院准教授を経て、2010年4月より現職。博士(工学)。専門は、都市地域計画、土木史、景観論。熊本県を中心に、文化的景観保全、景観まちづくり、土木遺産の保存・活用に携わっている。共著書に、『都市を編集する川-広島・太田川のまちづくり(渓水社、2019.12.)』などがある。

講師紹介 講師紹介

京都大学 防災研究所 教授

矢守 克也氏

大阪大学大学院人間科学研究科博士課程単位取得退学。博士(人間科学)。専門は、防災心理学。阪神・淡路大震災の語り部団体で20年以上活動、また、防災教育ゲーム「クロスロード」を開発するなど、各地で、災害情報、防災教育、地域防災に関する研究と実践に携わっている。現在、日本災害復興学会会長、日本災害情報学会副会長、地区防災計画学会副会長などを務める。著書に『防災心理学入門』(ナカニシヤ出版、2021年)など多数。

俳優・演出家

松岡 優子氏

舞台俳優(yum yum cheese!)、演出家、舞台制作者。公益財団法人筑後市文化振興公社プロデューサー。平成音楽大学講師。演出として手がけた作品は、文化庁主催「ニッポンたからものプロジェクト」・オペラ「ヘンゼルとグレーテル」、熊本オペラ芸術協会「砂浜のエレジー」など。熊本地震後は演劇人有志とアートによる復興支援団体"SASHIYORI Art Revival Connection KUMAMOTO"を設立。

お茶乃のぐち専務

野口 大樹氏

熊本県上益城郡御船町出身、36歳。
日本茶の生産・製造・販売「お茶乃のぐち」3代目。日本茶インストラクター。
御船町観光協会理事。
地域づくり・まちおこしを目的とする「一般社団法人アグリウォーリアーズ熊本」理事。

主催

熊本日日新聞社
サントリーホールディングス

後援

熊本県
御船町
嘉島町
益城町
南阿蘇村
熊本大学 熊本創生推進機構

地元企業サントリーは、熊本地震復興支援活動
「サントリー水の国くまもと 応援プロジェクト」に取り組んでいます。

九州熊本工場から九州熊本工場から

サントリービール株式会社
サントリー九州熊本工場長

大下 勝巳氏

「考動」を未来への一歩に

今回の「水の国くまもと未来予想図プログラム」では、熊本の未来に向けたご提案を拝聴し、熊本のワカモノのパワーに改めて感服しました。学生の皆さまの「考動」が熊本の未来への一歩につながると思っており、さらにはご自身の「その先へ」のヒントとなる経験になればうれしいです。
コロナが収束した折には、ぜひ工場にお越しいただき、私たちのものづくりへのこだわりと地域とのつながりを体感いただけますと幸いです。

さまざまな取り組みさまざまな取り組み

「天然水の森 阿蘇」
での水を育む活動

サントリー九州熊本工場(熊本県・嘉島町)の水源涵養エリアにあたる南阿蘇外輪山には総面積約420haの「天然水の森」が広がっています。熊本県の豊かな自然と水の恵みを未来につなぐ取り組みとして、森づくりや「冬水田んぼ」の取り組みなど、地下水の持続可能性に貢献する活動を行っています。

サントリー九州熊本工場を
中心としたコミュニティ活動

工場近隣の3町(嘉島町・益城町・御船町)を中心に、地域の皆様とこれからも共に歩みつづけたいという想いのもと、地域に寄り添った活動に取り組んでいます。サントリーのものづくりへのこだわりを体感いただくビールの製造工程見学など、皆様のご来場をお待ちしています。(現在新型コロナウイルスの影響により休止中)

令和2年7月豪雨に関する
支援活動

令和2年7月豪雨に対し、義捐金として5千万円を熊本県に拠出する他、同年8月から被災された地域の小中学生や仮設住宅にお住まいの方々を対象に、当社ラグビー部(サントリー・サンゴリアス)・バレーボール部(サントリー・サンバーズ)やグループ会社(サントリーフラワーズ)と共に、心と体の支援に取り組んでいます。
お問い合わせ先
水の国くまもと 未来予想図プログラム事務局
熊日営業企画部内
TEL:096-361-3226(平日9:30〜17:30)